「市民権」

Q) 自分のドクターのことで悩んでいます。内科・主治医に3年ぐらいかかっていますが、あまり熱心に自分のことを考えてくれていると思わず、何かと言えばすぐ薬の処方や検査に回します。往診が短い割には、長く待たされるし、受付の女性の対応もあまり感じ良くありません。友人に相談しても、「アメリカの医者はどこでも一緒。」といってあまり掛け合ってくれません。医者を変えた方が良いでしょうか。(70歳女性、E市在住)

 

A)  年を取ってからは自分と合う(気に入る)主治医を持てるかどうかというのはとても大切なことです。(医者嫌いの人は別ですが) 残念ながら貴方と同じように悩んでいる方は沢山おられると思います。

西洋的・東洋的な違いが原因になることもありますが、その医者の個性・性格の違いもあります。とても大雑把な医者を好む人もいれば、細かいやり方を好む人もいます。特に長年に渡って診てもらった医者が齢でリタイヤーして新しい若い医者に変えた時はかなりの方がやり方の違いに戸惑い、常に不満の状態に陥ることが多いようです。

私のアドバイスはどなたか身近の方でソーシャルワーカー、看護師、セラピスト等々、常に内科の医者と関わっている人から紹介をもらい、思い切って変えてみたら良いのではないかと思います。自分の希望、年齢、性別、人種等を言って、一度新しい医者にかかってみることです。

残念ながら皆が気に入る(人気のある)医者は一杯の場合が多いですが、とても大事なことなので努力する価値があると思います。その結果、結局どの医者も大差ないと自分のハードルを下げる人が多いのも現実ですが・・・

 

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