シリーズ・啓子の窓

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シリーズ 「啓子の窓」伊勢神宮と高野山 山中啓子

アメリカの友人家族6人が、5月末から6月初めにかけて日本にやって来た。観光が目的であるが、宗教学者が指揮を取っているから、京都・鎌倉に並んで、伊勢神宮と高野山が行き先に入っている。私もこのふたつの目的地に同行した。 […]

2019/08/21|Categories: シリーズ・啓子の窓|

ネパール人の労働移住研究 山中啓子

最近日本にいるネパール人の研究を再開した。もう既に20年前になるが、東海地方で働いているネパール人の研究をしたことがある。本国に家族をおいて海外で稼ぐ働きざかりの男たちで、日本へは観光ビザで入国しそれを超過滞在し、労働者不足に悩む製造業の零細企業で働いていた。雇用者から見れば、彼らは安価で上質の労働を提供する貴重な働き手であった。そのコミュニティは、2008年突如襲った世界的な経済危機によって解雇者が続出し崩壊した。 […]

2019/04/16|Categories: シリーズ・啓子の窓|

-お正月の逸話―山中啓子

年末年始に、静岡県西部にある父と母が生まれた家をそれぞれ訪ねた。どちらの家でも、伯父・叔父や伯母・叔母は 90歳を超えている。久しぶりにゆっくりと会って、家族の古い話を聞いた。今まで知らなかったこともあった。 […]

2019/01/26|Categories: シリーズ・啓子の窓|

お盆と夏休みの思い出 山中啓子

お盆と言えば思い出すのは、中学校まで過ごした静岡県の浜松市で、伝統行事として行われていた遠州大念仏である。土地の若衆がお盆の夜に初盆の家を回り、「とったか」と呼ばれる踊りを、ばちで太鼓を叩きながら軽やかに舞った。 […]

2018/09/02|Categories: シリーズ・啓子の窓|

一人暮らしに代わる住み方  山中啓子

ここ4年間一人暮らしをしている。孤独で退屈だけれど、これは簡単に解決できない。したがって、寂しさと単調さを防ぐ、あるいは減らすことを考える。忙しくすると言ってもいいかも知れない。最近は、仕事で忙しくするのは適度にして、個人生活を豊かにすることを優先している。 […]

2018/04/09|Categories: シリーズ・啓子の窓|

日系人と日本近代史 山中啓子

ここしばらく日系人について考えることが多い。それは、日本の東海地方で日系フィリピン人が増えているという事実を、研究対象とすることから始まった。しかし、その歴史をひも解くと、それが日本の近代史と深くつながっていることがわかる。日系人という定義を広く「海外に移住・定住した日本人とその子孫」とすると、明治初期から世界中に勇躍した日本人ディアスポラの歴史は150年になる。 […]

2018/01/07|Categories: シリーズ・啓子の窓|

月は友達  山中啓子

いつ頃からだろうか、月に話しかけるようになった。月は友達。遠く離れていてもしばらく忘れていても必ず戻って来る。夏の夕空に三日月がそっと姿を現す時、冬の深夜に満月が煌々と輝く時、思わず月に話しかける 。「ああまた、久しぶり」と親友のように話しかける。月は答えない。でも何かを語りかけている。 […]

2017/11/26|Categories: シリーズ・啓子の窓|