みなさん、National Do Not Call Registry には電話を登録されましたか。 前回書きまし たが、勧誘電話を減らすことは必須です。 登録先は、htttps://www.donotcall.gov/   または、電話番号 1−888−382−1222です。

今回は、私が経験したことをお話します。パート2で「疑わしき E メールは開けな い、返信をしない、メールにあるリンクは絶対にクリックしない、問題がある E メー ルを開けてしまったら、E メールのパスワードを変える。」と書きました。 それを書いた私がその経験しました。 信頼している親戚の人が毎年しているチャリティーに協力してしいとの E メールをくれました。 リンクがついていてそこから献金をしてくださいとありました。 私は、毎年していることなので今回はリンクからだけれどまあいいか と、疑いもなくリンクをクリックしました。 そしたら、まずAdobeをアップデートするようにというメッセージが出ました。 そういうメッセージは APP でよくあることな ので、疑いませんでした。 次に私のパソコンのパスワードを入力するようにとあり、入力しました。 そこで2−3分かかりました。 そしたら、パソコンの画面に見知らぬコンピューターの修理勧誘の画像が出てきました。 ここで私は、「やられた!」とわかりました。 私のパソコンにウイルスが入ったのです。

コンピューターにウイルスが入るとどういうことになるかというと;

  • パソコンが急に動かなくなる。
  • 画面に不明なメッーセージやアダルト広告のメッセージが表示される。
  • ファイルが勝手に削除されたり、または利用されたりする。

そして、気がつかないでいると、

  • ウイルス付きのメールを勝手に大量に配信してしまう。
  • 個人情報が盗まれる。
  • 被害者であると同時に加害者になって、友人や会社に影響を及ぼす。

これは困った、人に迷惑がかかる前に早く修理しなければと、最初にしたことは、ウイルス対策ソフトを導入したことです。 ウイルスの有無をチェックしました。 結構ありましたが、全て削除しました。 私は、AVG Antivirus という無料のsoftwareを使いました。 使っていたウイルス対策ソフトは古かったのです。 私のパソコンはGoogle chromeがメインのブラウザーになっています。 最初の駆除の後、Google chromeをクリックしたら、いつも見る Googleの画面が、Search といういかにも Google に見せかけて作成してある画面が出ました。 まだウイルスが存在している証拠でした。 それで、さらに強力な AVG Antivirus でウイルスを見つけて駆除しました。 その間、影響を最小限に抑えるために私は自分のパソコンを使用禁止にしました。 ウイルスの駆除・削除には2日かかりました。 そして、ウイルス駆除ができた後は、さらに仕事が待っていました。 Eメール、銀行、クレジットカード会社、Facebook, Airbnb, Apple ID など考えられるオンラインのアカウントのパスワードを変更しなければならないからです。 最悪の場合、相手は「パスワードを忘れた」という機能を使って、勝手にパスワードを作ることもできるのです。 ユーザーID とパスワードがあれば、直接的な被害を受ける可能性も高いです。 私の場合は、Google chrome がブラウザーなので、それが自動で ID とパスワードを入力するような機能は利用しないことが好ましいのです。 私の場合、そのような設定になっているオンラインアカウントもありましたので、とても反省しました。

みなさん、ご自分のパソコンに最新のウイルスとマルウェア対策のソフトをインストールしておきましょう。 これは無料でも提供されています。 個人情報が盗まれて困っている方で、相談をしたい場合は、ひまわり会: mail@himwarikai.org に連絡をどうぞ。 J-Sei のソーシャルワーカー 岩田みゆきさん (510) 654-4000 に連絡してみることも良いと思います。

 

劔持順子