2年前の2017年にエル・セリート市設立100周年の記念行事がおこなわれました。 私が関わっている阿波おどりグループ「桜連」はそのイベントに招待され、德島県の伝統芸能阿波おどりを披露する機会を得たのですが、そのイベントにはアフリカ系、ヒスパニック系、白人系、ネイティブアメリカン系など実に多様なアーティストが参加していました。 主催者によればエル・セリート市の特徴は多様な文化が共存していることにあり、また様々な文化に根ざしたアーティストを輩出しているそうです。

 話が変わって、エル・セリート市庁舎のとなりに「ハナ・ガーデン」と名付けられたシニアハウジングが新しく建てられました。 その名の由来をたどっていくと日系人がエル・セリート市で非常に重要な役割を担ってきたことがわかります。 ひまわり会では日系社会の歴史に関するセミナーを毎年行っていて、私自身がひまわり会のイベントに参加したのも2年前のセミナーが最初でした。 今回「エル・セリート、リッチモンド市周辺で1900年初頭に日系人が起業し、発展させたカットフラワービジネス」に焦点をあてて10月13日にセミナーを開催することになりました。 お時間のゆるす方は是非、ご参加いただきたいと思います。