Identity Theft(ID 窃盗)について
個人情報を盗む「ID 窃盗」という犯罪が頻繁に起こっています。窃盗の対象となる情 報は、主に名前、住所、電話番号、生年月日、ソーシャルセキュリティー番号、運転免 許番号、パスポート番号などです。ID窃盗が起こるのは、知らない人から電話が掛かってきてクレジットカードで支払いをした時、E メールで個人情報を送った時、郵便箱 で銀行の明細や請求書が盗まれた時、財布やクレジットカードが盗まれた時、ゴミ箱に 入っている領収書や書類が盗まれた時などに起こります。また、個人で気をつけていても、企業から個人情報が漏洩した場合(data breach)にも ID 窃盗が起こる可能性があります。この情報漏洩は、個人レベルではどうすることもできませんが、ID 窃盗を防ぐために次のことに気をつけてください。
- 個人情報を含む書類やレシートはシュレッダーにかけてから捨てる。
- 郵便物はできるだけ早く郵便箱より取り出す。 長期間留守にする場合は、郵便局止めにするか誰かに郵便を受け取ってもらうように手配をする。
- クレジットカードやデビットカードを人に貸さない。
- 電話では、絶対に知らない人に個人情報を話さない。 IRS やソーシャルセキュリティオフィスを偽った詐欺が増えています。 IRS やソーシャルセキュリティオフィスが電話で連絡してくることはありません。
- コンピューターや携帯電話を捨てる時は、個人情報やその他のデータをすべて取り消す。 できない場合は取り壊す。
- 疑わしい E メールは開けない。 返信をしない。 また、メールにあるリンクは絶対にクリックしない。 問題がある Eメールを開けてしまったらE メールのパスワードを変える。
- コンピューターにウイルスとマルウェア対策ソフトをインストールする。
- オンラインショッピングをする時は大手のサイトのみを使うようにして、なるべく聞いたことのないサイトは使わない。 https から始まっているサイトが通常 安心であると言われているが、パスワードがあるか、買い物をする際の契約があるかを点検する。
- 必要でない時にパスポートやソーシャルセキュリティーカードは持ち歩かない。
- 銀行やクレジットカードの明細書は定期的にチェックをする。
- オンラインバンキ ングや、クレジットカードのオンラインアクセスには、二段階認証(two-step verification)を使うようにする。
- National Do Not Call Registry に電話を登録して勧誘電話を減らす。https://www.donotcall.gov/ または、電話番号1-888-382-1222
- 3社のクレジット調査会社(Equifax, Experian, Transunion)にクレジットリポ ートを請求して内容を点検する。 クレジットリポートは1年に1回は無料で請求できる。 連絡先: Annualcreditreport.com または、1-877-322-8228
個人情報が盗まれて困っている方で、日本語で話をしたい場合は、ひまわり会: mail@himwarikai.org に連絡する。 J-Sei の岩田みゆきさん((510) 654-4000)に連絡してみることも良いです。 英語で説明ができる場合は、911 に電話すると良いです。
ひまわり会役員 剱持順子(けんもつじゅんこ)