ひまわり会では、2011年の東関東大震災により危機的状態にある福島第一原子力発電所からの放射線被害を懸念されている福島県に住む子供たちのために、保養所プログラムに献金することにいたしました。一人でも多くの子供達を放射線被害から守ってあげたいと思っています。献金先に沖縄の久米島にあるNPO法人、沖縄、珠美の里を選びました。ひまわり会役員のあきこJourneayさんは、幼い頃遠足に行ったことがあるそうですが、とても美しい島だそうです。どうぞご協力をお願い致します。小切手で献金されたい方は、Himawarikai/IIBA  宛 でメモ欄に珠美の里(くみのさと)への献金とお書きになり下記に郵送して下さい。

ひまわり会の住所: Himawari-Kai/ IIBA  P.O.Box  2408 Berkeley, CA 94702

尚、古本市でも募金箱を設置いたします。

NPO法人、沖縄、珠美の里の活動は、下記のウェブサイトでご覧いただけます。  http://kuminosato.net

そして、沖縄、珠美の里からのメッセージを下記に書写いたします。

 

支援者の人々へ

この施設は、「子どもたちを守る」という、誰にも反対できない人道主義的な意識をもつ人々によって支えられ、維持されます。家屋の改修費、施設の運営費、子どもたちの旅費や滞在費は、この活動に共感された方々の募金でまかなわれています。
また賛同人となっていただいた方々、協力いただいた方々、そして地元久米島町の支援が無ければ、この施設はスタートさえできなかったでしょう。

この施設では数人の職員、パートやアルバイトが働いていますが、その人数は最低限に限られています。なぜなら1人の給与は、年間にしたら約50人の子どもたちの保養費にあたるからです。そこで私たちは、大勢の心あるボランティアの支援を受けて運営しています。

これまで述べたように、「沖縄・球美の里」は、子どもたちを守るという目的のために寄せられた募金を、委託され、活用する団体です。ボランティアも職員も、その目的のために働きます。この団体の経費のすべては、善意の募金によって賄われます。「沖縄・球美の里」はNPO法人で、営利追求の企業ではないことも、大きな特徴です。
やがて何年後かに、人々が福島原発の被害者のことを忘れる時期が来るかもしれません。しかし私たちチェルノブイリの救援を行ってきた者や、この問題に心を痛めてきた者は、この被害が数十年続くことを知っています。募金が集まりにくくなっても、人々の健康被害は続くでしょう。むしろその時こそこの施設は正念場を迎えるでしょう。この施設の運営にかかわる者は、未来のそうした時期のために、一か月でも長く、そして1人でも多くの子どもたちを支援できるように備えることが求められます。
この施設を支えているのは、久米島に限らず日本全土で働く、理事、職員、アルバイト(パート)、ボランティア、募金者、支援物資提供者という多様な人々です。特に私たちは、多くのボランティアや団体の支援を受けています。募金によって運営し、無償の労働を人々に求めるという私たちの団体は、他の利益追求の団体とははっきり一線を画すという意識をもつことが必要です。
またこの団体は、久米島町の町をあげての無償の支援を受けています。施設建設には、のべ数百人にもおよぶ町民のボランティアの支援を受けました。理事と職員は、まずボランティアの皆さんと久米島町への、深い敬意と感謝を抱いています。

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アーラ浜