謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨秋日本に里帰りをしました。久々に帰ると驚くことが沢山あります。新幹線が、普通列車並みにビュンビュンと走っていて、遠距離旅行がとても便利です。親切、丁寧、清潔が当たり前の日本では、公衆トイレにも温水洗浄機能が備え付けてあることが多く、細やかなサービス精神が行き渡っていることに感心しました。

今回は、ふと落語を聴いてみようと思いましたので、その時の話を書きます。山の手線の御徒町で降りて、賑わう上野のアメ横を散策後、鈴本のおすすめの天ぷら屋へ直行。美味しい天丼をいただいた後は、下町の雰囲気を味わいながら、鈴本演芸場へ足を運びました。一人2800円で昼過ぎから4時間程興行は続きました。飲んだり食べたりしながら、十三組の落語や漫才師が繰り広げる得意の話芸を「わっはっは」と笑い飛ばし、4時には、林家彦いちさんの登場とあいなりました。真打ちは、先ずは座布団に座って世間話。それから羽織をぬいで、本題の「夢のお話」。滑るように出てくる言葉は、旦那、旦那の女房、上方の役人、天狗のお喋りです。彦いちさんは、扇子や手ぬぐいを使って、巧みに観客をぐいぐいと話に引き込みました。わたしは「ゲラゲラ」と笑い続けて、最後の落ちでふっと終わり。久しぶりに聞く落語は楽しく、着物姿の噺家は粋でした。

ひまわり会の2016年新年会は、素晴らしいお料理で評判の高いキララレストランで開催されます。沢山の催しやゲームも行なう予定です。ボートメンバーの河野さきさんと一緒に、わたしも歌ったり踊ったりの練習を始めました。美味しいお正月料理をいただきながら、笑って楽しく新年を迎えましょう。

2016_monkey皆様の健康とお幸せを心より祈念させていただきます。

ひまわり会会長

剱持順子