私の日本にいる親友が、昨年癌と診断されました。宣告されてからの彼女の驚きや悲しみを思うと、本当に心が痛みます。ただ彼女は、”神様が、人生には限りがあるのだから、生きているうちに楽しみなさい、と断言された気がする。” と言うのです。そして、自分のやりたかった事、楽しい事をしながら、自分の持ち物を片付けています。彼女の両親が亡くなって、倉庫を借りなければならない程、多くの物を残していった始末を、自分の娘にさせたくない、と。私も父や母の残して行った物を日本に何度も帰って片付けました。限られた時間があるという事は、ゴールがあるという事。片付けをするうちに、いつまでとゴールを決めて取りかかる事が大事だなと、つくづく思います。どんな人生を送りたいのか?どんなに気持ちのよい我が家にしたいのか?よーく考えて、整理整頓を楽しみましょう!

ちなみに、整理とは、必要、不必要な物を区別して、不要な物を捨てる事。整頓とは、必要な物を使いやすい場所に置く事。生きていれば、自分の身の回りを片付けるのは毎日の事。いかに楽しくやるかです。

 

4月30日の講習会では皆さんが喜んでお家を片付けたくなるようなお話しをさせて頂きます。