Q)66歳、一軒家に一人住まいです。アメリカ人の主人は5年前に亡くなり、子供は一人、州外に住んでいます。今のところは健康ですが、現在の家は郊外で、バスその他の交通の便もあまり良くなく、そろそろ元気な内に荷物を整理、身軽になり、シニアのアパートにでも移ろうかと考えています。ベイエリアの住宅事情が悪いのはニュース等で見ていますが、その様なアパートに入る為の手続き、準備等について教えて下さい。(R市在住女性)

 

A)一般的にシニアアパートといわれるものは、連邦政府の補助金をもらっているアパートで、HUD(Housing and Urban Development)という連邦住宅局の管理下にあります。基本的には62歳で低所得者という該当基準がありますが、61歳以下でも障害者の人、又低所得者の基準も各アパートメントによって異なります。ベイエリアは一般的にレントが高く、アパートも不足しているので、どこでも長く待たされる(Waiting list )又、そのリストも受付ないアパートがほとんどというのが現状です。持ち家がある場合でも、一般的にリストへの申し込みは可能で、実際に順番が回ってきたときに、持ち家を売って、入居している人もいます。又毎月のレントですが、Sec.8という連邦政府補助に該当する場合は自分の月の収入の3分の1の額のレントしか払わない場合もあります。詳しいリスト・情報は貴方がお住まいの郡の高齢者局(County Aging Department)か、連邦住宅局HUD 202 Program のホームページをご参照下さい。

 

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